ついに決心をして、先に亡くした大型犬に代わり、黒い毛のワンチャンをうちに迎えました。
そこに至る心の変化などを書いてみます。
大型犬が好きだったシニアが、人生で最後の犬を選ぶ。
悩んだ末に、70歳からどんな犬を飼うことになったのか。
はじめに
こんにちわ、70代に入った犬好きシニアです。
今まで、2頭の大型犬を飼ってきました。ゴールデンリトリバーと、フラットコーテッドリトリバーです。

バイバイ、、、

以前飼っていた犬と同型犬
3年前に、フラットコーテッドが10歳で亡くなり、次の犬をどうするのか、考えて考えて、
なかなか決められず、時間が経過してしまいました。
最近、ついに新しい犬を飼い始めたのですが、その犬を決めるまでを振り返ってみます。
これは私個人の体験ですが、同じように悩んでいるシニアの参考になれば幸いです。
最後の犬を迎える前に、悩んだこと
今度の犬が人生最後の飼い犬と仮定して、家族としての犬を迎え入れるにあたり、悩みは大きく二つありました。
第1の悩みは我々(私と犬)の寿命の問題であり、
第2の悩みは、犬の種類(大きさや性格)でした。
寿命の問題とは
シニアが最後に犬を飼うということは、自分に残された年月と、犬の寿命との競争になるのでまず、最後まで犬の面倒が見られるか問題です。
従って子犬を飼うのではなく、少し年齢が上の保護犬などを譲渡会でもらってこようと、最初は考えていました。
実際に、他の家で飼われている保護犬を見たりして、迎える気持ちのシミュレーションをしましたが、譲渡会にいく決心は付かず、時間が経過していきました。
65歳を過ぎたシニア夫婦二人暮らしの場合は、譲渡犬の場合、年齢ゆえに厳しく審査されるようです。
年齢差別ではないか、と言いたくなりますが、保護犬のこれからの幸せを考えると、仕方ない条件とも言えます。
そのような条件を避けるために、例えば、いざとなったら自分の娘が犬を引き取ってくれるという誓約書を提出して、譲渡をOKしてもらったという実際の話も聞きました。
実際に、65歳以上の方に譲渡する場合には、近くに住む近親者等の誓約書を条件とすることが多いようです。
犬種(犬の性格や大きさ)
シニアに適した犬種としては、関連記事にあるように、一般論で人に薦めることはできます。
でも、自分のこととなると、、、その犬種を探してペットショップに行くと何か違う気がするのです。
元々、年齢の事で躊躇しているので、踏み切れない、決められない状態が続いてしまいます。
ピンとこない1番の原因は、もしかすると今までの犬が大型犬であったためかもしれません。
シニアに適する犬種として推薦されている犬種の候補は、ほぼほぼ小型なので、存在感が足りない気がするのです。
犬種は何がいいのか、私の場合は、小さい犬種を飼った場合、大型犬のような存在感を埋め合わせることができるのか、と言う心配が拭えないのでした。
これに答えることは難しいですが、結局、その犬をパッと見て、引き付けられるものがあるかどうかで決まるような気がします。
どんな犬も可愛いのですが、この子だ!、と感じる場合があります。
そんな犬に出会えれば、その子が最適で、犬種など細かいことはどうでもいいのではないか、そう感じさせるワンちゃんに会えるかどうかだと思います。
そして、、、ついにそう感じさせる犬に出会うことができました。
出会い
その子は、保護犬とかではなく、ペットショップで少し売れ残りかけた犬でした。
保護犬の譲渡会で、ピピッと来る子に出会うだろうと想像していたのですが。
譲渡会に出かける気持ちのきっかけがなかなか難しく、出かけることがないまま時間が経過していました。
たまたま、ショッピングセンターのペットショップの前を通り、その時、小さなガラスばりの仕切りの中を、小さなおもちゃを口にくわえて、元気に走りまわっている黒いチビちゃんがいました。
その子が、走るのをやめて、一瞬こちらを見つめたのです。
一目、見た時に、この子は私達夫婦を待っていたと感じる、目の輝きを感じた気がしました。
その時に犬種は何かとかは、ほとんど考えなかったです。
出会いの時の目の輝きが忘れられずに、何日もそのペットショップに行き、ガラス越しに観察しました。
ある日、決まりました!
まさか、ペットショップで見かけて出会うことになるとは、思っていませんでした。
まとめ
大型犬の存在感を埋めることができるのか?
結論は、大きさは相対的なもので、大型犬でなくても、大丈夫。
初めて会った時に、ピピッと感じることができれば、大丈夫。
その子はきっと、自分を全面的に信頼してくれる犬であり、伴侶です。
そんなワンちゃんに出会えれば、その子が正解です。
この子になりました。

こちらが選んだのではなく、相手が私達に眼差しを送って選んでくれました。